慢性的な疲労感を感じている
何もしていないのに疲れている、休んでも疲労感がぬけない、それはストレスを溜め込んでいるサインかもしれません。ストレスは、身体に生理的な影響を及ぼします。ストレスがかかると、身体は緊張状態になり、心拍数が上がったり、呼吸が早くなったりして、体力を消耗しやすくなってしまいます。また、ストレスが溜まっていると不安も感じやすくなり、ちょっとしたことでもイライラしやすくなってしまうでしょう。イライラすると、その分余計なエネルギーを消費することになり、身体を動かさなくても疲れてしまいます。
ストレスは睡眠とも深い関係があり、ストレスが溜まっていると不眠症になってしまうことも。慢性的な疲労感を感じているならば、ストレスを溜め込んでいる可能性があるので、適度に解消することが大切です。
食欲のコントロールができない
ストレスを抱えてしまうと、乏しい食事や過食に走ってしまうことがあります。食欲は、脳の視床下部に存在する満腹中枢と摂食中枢によりコントロールされています。ストレスを感じると、食欲を抑制するホルモンが作り出され、食欲がなくなってしまうことがあるでしょう。また、ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが体内に分泌されます。コルチゾールが過剰分分泌されると、甘いものや辛いもの、揚げものなどが無性にほしくなり、やけ食いを誘発してしまうことがあるのです。ストレスによって食欲が乱れると、栄養不足や肥満の原因になってしまうことがあります。食欲が乱れているならば、それはストレスを溜め込んでいるという身体からのサインかもしれません。